ALC外壁ってなに?メリット・デメリットは?

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外壁材には、サイディングやモルタル壁などの種類があります。
ALCパネルも外壁材として使用される外壁材です。

ALCとは
Autoclaved Lightweight aerated Concreteの頭文字をとって名付けられた建材です。
高温高圧の蒸気養生した軽量気泡コンクリートのことです。

ALC外壁のメリット

1)耐火性・耐震性に優れている

 

  ALC外壁は、耐火性、耐震性に優れています。

  珪石やセメントなど無機質でできているので、燃えにくく万が一燃えても有害物質を発  

       生しません。

       サイディング、モルタル壁に比べて、ALC外壁は地震に強く、揺れの影響が少ないです       

  

2)   軽量で遮音性が高い

  

  ALCはサイディングと比べて遮音性に優れています。

  内部の気泡が音を吸収するため、騒音のある環境でも住宅内に音が伝わりにくく

  プライバシーもしっかり守る安心の外壁材です。

  

3)耐用年数が長い

 

  ほかの外壁材よりも耐久性が優れています。

  AIC外壁は定期的にメンテナンスすると、耐用年数が約50年〜60年持つと

  言われています。

  ひび割れや反りの原因である木繊維やパルプ材の有機物が含まれていないためです。

ALC外壁のデメリット

1)つなぎ目が多い

 

  ALC外壁は、モルタル壁など塗り壁と違ってつなぎ目が多いです。

  つなぎ目が多い分雨漏りのリスクが高いです。

  ALC外壁の劣化を防ぐには、シーリング材でつなぎ目をしっかり埋めることが大切です。

 

2)防水性が低くメンテナンスが必要

 

  ALC外壁は吸水性が高いためメンテナンスが必要です。

  気泡部分に水が侵入してしまうと、外壁の膨張やひび割れする原因になります。

  劣化を防ぐには塗装をして、防水性を高める必要があります。

 

3)費用がかかる

 

  ALC外壁はコストパフォーマンスが良いのがメリットでもありますが、定期的メンテナ  ンス費用がかかるため、サイディングに比べると高額になります。

 

 

ALC外壁のメンテナンスは必要?

 

外壁塗装

年月が経っているALC外壁は劣化や塗料の剥がれがでてきます。

外壁の防水効果を高める為に、防水性の高い塗料を施す事が必要です。

雨水が入り家全体の腐食に繋がりますので、外壁塗装をオススメいたします。

 

シーリング材

雨水の侵入を防ぐには、シーリング材を注入する必要があります。

ひび割れなどの症状がでたら増し打ちしたり、シーリングの剥離を撤去し、新しいシーリングに打ち替えます。

 

外壁以外にもシーリング材の状態もチェックして、劣化を防ぎましょう。

 

まとめ

ALC外壁はとても良質な建材で、メリットも多いです。

弱点である、防水性耐候性が塗料によってクリア出来れば長持ちさせることができます。

ALC外壁は定期的なメンテナンスで防水性を保つことが大切です!

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