もうすぐ我が家も塗り替えの時期。でも、初めてのことだから不安と思われる方は多いと思います。

外壁塗装の不安を抱く方は、1つの事だけでなく、様々な不安を抱えているのではないでしょうか?

決して安い工事ではないからこそ、失敗したくないと思われることは当たり前のことです。

この記事では、そんなみなさんの不安を解消し、思い通りの外壁塗装が完成するよう解決させて頂きます!

 

目次

外壁塗装で不安にさせてしまう悪徳業者の特徴

「もし自分が依頼した業者が悪徳業者だったら...」と思うと不安ですし怖いですよね。

「でも、どうやって見極めるの?」と思われている方に、悪徳業者の特徴をお話しします。

外壁塗装の業者は、ほとんどが誠心誠意を持った真面目な業者です!是非、素敵な業者に出会えるよう、悪徳業者の見極めポイントを確認しておきましょう。

 

初回コンタクト(営業方法)が少し強引で怪しい

突然の飛び込み訪問では、「屋根が壊れていた」「近くで施工をしていたら気になった」などの様々な理由をつけ、
少し強引にでも点検へと結びつけようとする営業に不安を感じる方は多くいると思います。実際に悪徳と言われる業者が活用する営業手法なので、注意しましょう。

 

怪しい営業に不安をいただく方へおすすめの対処法

その様なコンタクトを取ってくる業者には、必ず名刺を受け取るようにしきちんと塗装業者の連絡先、住所がはいっているか確認しましょう。

中には架空の住所を使っている場合もある為、注意が必要です。

 

簡易的な見積内容を提出してくる

・外壁塗装の工事見積書に必要事項が記載されているか。以下3つの事に注意しましょう。

1.外壁塗装の工事内容、内訳がわからない

2.外壁塗装に必要不可欠な足場代が入っていない

3.値引きが高額すぎる

 

不自然な見積り書に不安を感じる方へおすすめの対処法

また、怪しい見積書を見抜くには、他の業者と相見積もりをすることが大切です。

他社何社かに見積もりを依頼する事により、見積書を作るまでの過程の、現地調査、ヒアリングが丁寧に行われるかも判断材料となります。見積書までの過程や提案内容などから、トータルで比較しましょう。

 

施工費用が安すぎる、もしくは高すぎる

「外壁塗装ってどのくらいかかるの?」これは、大抵の皆さんが1番気になるのではないでしょうか?

塗料のグレード・建物の大きさ・建物の劣化状況によって変わってきます。

費用相場は80万〜と言われています。※屋根塗装は含んでいません

あくまでも、相場価格です。

 

違和感のある施工費用に不安を感じる方へおすすめの対処法

施工費用に関する不安を解消するには、まず相場を知ることです。そして基本的な塗装で使用される塗料の種類や特徴を把握しておくことです。

 

[塗料別費用相場]1缶あたり

・アクリル
耐用年数 約3〜5年 5,000〜15,000円

・ウレタン
耐用年数 約5〜7年 5,000〜20,000円

・シリコン
耐用年数 約7〜10年 15,000〜40,000円

・ピュアアクリル
耐用年数 約15年〜 40,000〜70,000円

・フッ素
耐用年数 約15年〜 40,000〜100,000円

・無機
耐用年数 約15年〜 50.000〜120,000円

 

また、外壁材によっても塗布量が違います。

(例)
窯業系サイディングの建坪25坪、塗り替え面積120㎡のケース
[施工の仕方、下塗り→中塗り→上塗り]
上塗り、中塗り塗り替え数各1回→2〜3缶
下塗り1回→2〜4缶

そして、材料費(塗料代)の他に、足場代、施工費(人件費)、利益が価格の内訳になります。

・足場代

足場仮設面積=[家の外周+8m]×高さ
足場代の費用=足場仮設面積×(足場費用/㎡+飛散防止ネット/㎡)
足場代(㎡単価)、600円〜800円/㎡
飛散防止ネット(㎡単価)、100〜200円/㎡

※足場代無料には注意

「足場代無料を無料にします」というのは基本不可能です。
足場には、運搬費や施工費が含まれており、足場の組み立てには作業主任者(国家資格)が必要な為、専門の業者に依頼する施工業者も多いです。
稀に、業者の周年イベントなどの割引特典などで一時期間サービスされることはありますが、長い期間足場代無料で営業をしている業者は要注意です。
蓋を開けてみると、資材代や人件費が高くなっていることがあります。

 

営業マンやり取りが不適切

外壁塗装を行う際に、お客様の窓口になる営業マン。
受注が欲しいからと言って「今すぐに」と言ってくる方には注意が必要です。

外壁塗装にひび割れやチョーキング現象が起きていた場合、もちろん塗り替えは必要な状態ですが、今日明日に工事しなければならないと言った危険性はないので、充分に業者の比較や、プランの比較をする時間は設けられます。

 

信頼できる営業マンとしての基準

信頼できる営業マンと出会えるのか不安をいただいてる方のために、優良業者の営業マンの見分け方をご紹介します。

 

資格を持っている

「塗装技能士」「塗装科・職業訓練指導員」「外壁塗装マスター」といった資格があれば、建築に関する知識があり、お客様の悩み事や希望などを解決して頂けるでしょう。

・時間をかけて外壁を隅々までみてくれる営業マン。一般的な30坪の戸建てであれば1時間前後としっかり時間をかけて、劣化箇所の写真を撮り見せてくれたり、実際にお客様と一緒に外壁を周りながらみてくれると、信頼できるでしょう。

 

塗装工事に関する知識が豊富

劣化箇所や修復方法を具体的に説明してくれる営業マン。塗装に関しては無知識のお客様が多いかと思われます。お客様のために噛み砕いてわかりやすい説明をしてくれる営業マンであれば、お客様に誠実さが現れているでしょう。

・内容が明瞭な見積書を作っていると、優良業者であるでしょう。塗料のメーカー名・商品名・どのくらいの面積に塗るか1㎡単位で細かく計算されています。

 

契約をせかさない

悪徳業者の場合、手早く施工費を払わせる事が目的であるため、お客様の心情や事情を無視し、とにかく早く契約を急がせてきます。「本日契約をすれば値引きします」「今すぐ修理しないと、雨の日に必ず雨漏りします」といった発言には注意しましょう。

優良業者の場合、見積もり期限が半月から1ヶ月と有効期限があれば、お客様が塗装するかどうか、どの会社に依頼するかなど充分な検討時間を与えてもらえるでしょう。

 

塗装職人の施工技術が低い

「依頼した業者の技術が悪かったらどうしよう」と、施工技術への不安を抱く方も多くいらっしゃると思います。
そして、一般の方が職人の技術力の判断をすることは最も難しい項目です。

 

職人の技術力に対する不安を解決する方法

まず確認すべき項目は、実績です。

1番早く確認できるのは、業者のホームページに実績が載っているのかどうか。またお客様の声が載っているかです。

実際に行った工事だからこそ、施工技術の良し悪しが少しは確認できます。

 

そして、下請けに依頼するのではなく、自社職人なのかを確認することもポイントです。

自社職人ですと、仕上がりが一緒であるためばらつきがありません。下請けの場合、職人さんが変わるため業者のホームページに掲載されている実績に信憑性を感じられません。

 

外壁塗装時にお客様が感じるよくある不安

外壁塗装の施工中においての不安は、施工の技術面や施工の流れ以外にも近隣トラブルなどもあります。

「実際よくあるトラブルって?」と気になる方。施工開始から施工後までの不安例を元に、解決+回避法をご紹介します。

事前に今ある不安の解決+回避策を知っておくことで、落ち着いて対処できるでしょう。

 

職人の対応が不適切

塗装職人の「態度が悪い」「話しかけずらい」という印象を持たれている方は少なくないと思われます。

特に多く見受けられるのは

・大声で話している(私語や通話の声)

・家の前でタバコを吸われる

・話を取り合ってくれない

などが原因で、塗装業者の印象が悪くなり、不安になることがあります。

 

解決法としては、信頼できる営業マンを見つけ、契約する前にどのような職人が対応するのか?Web上の口コミなどで情報収集をすることです。
また営業マンに、職人の態度について不安があることを伝えておくことで抑止力となり、適切な職人が担当なり対応してくれるケースもあります。

 

電気回りなどの別途住宅設備に悪影響が起こる

「施工中にテレビが見れなくなった」「お湯が出なくなった」というトラブルが実際に起こることも低い確率ですが考えられます。

 

予想される原因としては、

・施工中にアンテナをずらしてしまった

・給湯器のスイッチを誤ってオフにしてしまった

などです。

 

原因については施工が必ずしも原因とは言えませんが、使用できないと困るので施工業者に必ず相談しましょう。

回避法としてはアンテナ線の場所が分かれば事前に職人に注意しておきましょう。

また、1日の作業終わりに異常がないかチェックをしてもらいましょう。

 

高圧洗浄の水が室内に入る

「高圧洗浄の水が入ってきた」もよくあるトラブルで、お客様の不安要素となることがあります。

 

原因としては2つ

1、施主が、窓や鍵を閉め忘れた

2、業者が、手順を踏まえず全て同じ水圧で洗浄してしまった

 

室内に入った場合、作業中であれば作業を一旦止めてもらって状況を伝えましょう。

よくある閉め忘れ場所は、換気扇やトイレの小窓です。高圧洗浄をする日を事前に知らせてもらい、閉め忘れがないようにしましょう。

 

また、高圧洗浄機の水圧は下地の状態やかける方向によって調整します。業者がそれを把握していないと洗浄した水が屋根を逆流したり下地が弱ってる部分から水が侵入したりと、家を傷めてしまう可能性があるのです。高圧洗浄を行う職人が、職人歴が何年あるのかを確認しておくと、お客様も施工に不安がないでしょう。

 

追加費用を求められるのではないか?という不安

「追加で工事費用がかかりますと言われた」こんなトラブルも実際に起こった方も。お金に関わることなのでとても不安ですよね。


実際には、

・施工中に、気軽に別の作業を依頼した時に、その時費用の話が出なかったので、追加費用は無いと思っていたが、後から請求された。

 

・施工中に、最初の現地調査の時より劣化状態が悪化しているため、他のやり方で修繕が必要になるので追加費用が発生すると言われ、後から費用が追加された。

こういった工事仕様が変わるケースがあります。

 

口約束でも費用の請求対象とされるケースがあるので必ずしっかりと確認してから依頼しましょう。

そして、劣化などは日を経つにつれて変わってくるものですので、施工中の追加作業の提案が本当に必要な工事かどうかは、よく説明を聞いて理解をして判断しましょう。

 

塗りむらや塗り忘れがあるのではないか?という不安

この場合は施工業者に必ず伝え手直しをしてもらいましょう。足場が外されてからだと再度足場を組む必要を業者は嫌がり対応しない場合もあるため、足場が解体される前に仕上がりをチェックする時間を設けましょう。

 

塗料の匂いがキツイか不安

特に匂いがキツイのは中塗りから乾燥までの3日間。匂いが気になる方は塗料の中でも、匂いが気にならない水性塗料を選ばれるのもいいでしょう。

 

今すぐ解決したい対策法としては

・臭い対策用のマスクを買う

・換気をする

・外出をする

が上げられます・

 

今後塗料の臭いを対策したいとしては

・臭いが少ない水性塗料を選ぶ

・塗る順番を工夫してもらい、最初に一面塗ってもらい残りを塗る際に、最初に塗った面の方から換気できるようにする

・塗料は、F☆☆☆☆(エフフォースター)の物を選ぶ
などがあげられます。

 

F☆☆☆☆(エフフォースター)とは?

これはJIS規格マークでシックハウス症候群などの原因であるホルムアルデヒドの放射が少ないことを示していて、☆4つレベルは室内でも制限なく使える最高レベルなのです。人体への悪影響が少ない塗料として認められているため身体への害が心配な方はF☆☆☆☆(エフフォースター)のマークがある塗料を選ぶといいでしょう。

 

塗装施工後の不安

「工事が終わった後、万が一施工トラブルが見つかったらどう対応してくれるのか」「保証ってどのくらいあるんだろう」

このような不安を抱えている方もいるのではないでしょうか?

また、工事後数年で塗装をした施工会社が倒産してしまうケースがあります。

そうすると、小さな補修などでも何かあった時に対応してもらえる会社がなくなったということになるため、あんしんを手にするためにも業者選びはとても重要になります。

 

実際のお客様ご回答いただいた外壁塗装の不安や悩み集

実際のお客様から頂いたお悩みを集めました。「不安・悩み」を「安心・納得」になるよう解決策をご紹介します。

 

ぬりかえの必要性・悪い塗装会社の見分け方

解決策

常に太陽光や雨水を浴びている自宅。自然環境から守っていた塗膜が役割を果たせなくなる時期がくるのです。そうなると、自宅の劣化を防ぐことができなくなり、どんどんボロボロになっていってしまうのです。その結果、ひび割れなどから建物内に雨水や湿気などが侵入してしまうのです。大切な住まいを守るためにはメンテナンスは欠かせないのです。

また、塗装会社も多数ありどこに依頼していいのか悩まれる方もいるかと思われます。「悪い業者に当たらないか?」と不安に思われている方もいると思います。いい業者・悪い業者の見分け方としていくつかご紹介します。

・塗装についての知識はあるか

・お客様の声をしっかりと聞いてくれるか

・大幅な値下げをしてくる業者には注意

・契約を急かしてくる

・見積もりが明確に示されているか

・実績があるのか

これらの点に注意して最良の業者を選びましょう。

 

しっかりと見積り通りの材料や内容で施工されるか?手抜きはないか?

解決策

工事中に、不安要素があれば職人さんや営業マンに何なりと聞くことが大切です。また、乾燥時間などをきちんと守れているのかなどは、外気温が23度の場合の水性塗料の乾燥時間は3時間〜4時間。油性塗料の場合は6時間。強化剤入り油性塗料は3時間。これを事前に把握しておき、実際に職人たちがどのくらいの乾燥時間を設けているか確認しましょう。不安だと思った場合はその都度確認しましょう。また、こまめに進捗状況を報告してもらい、「工事工程写真」という完成資料を作成していただくとより安心だと思われます。

 

どんな色にしたらいいのか?

解決策

今はインターネットでも住宅の事例をみられる時代です。SNSなどを活用しイメージを膨らませてもいいでしょう。また、近所やお出かけ先で実際にある建物を見るのもいいかと思われます。

また、業者と相談しながらカラーシミュレーションを活用したりして色を選ばれるといいでしょう。

 

犬を飼っているが、平日不在の間犬が吠えないか心配。

解決策

ワンちゃんのためには、ストレスや身の安全を考慮した場合、最善の方法は工事期間中だけ預けておくことです。工事期間は3週間程度を見込みますが雨などで伸びてしまう可能性もあります。そのため、預け先に伝える必要があります。

不可能であれば、外で飼っているわんちゃんは必ず中に入れてあげましょう。ゲージに入れるなどし、作業場所からなるべく遠ざけてあげましょう。

そして、事前に業者にはワンちゃんを飼っていることを必ず伝えましょう。

 

信頼、信用できる業者さんにどうすれば会えるのか?

※アンケート用紙の画像が入ります

解決策

何社とも見積もりを取りましょう。そして実際にそこの業者の営業マンと会話をしましょう。人なので相性が合う合わないもあるかと思います。お客様自身が話しやすいな、相談しやすいと思う方と出会えるといいでしょう。

また、お客様に親身になってくれているなと感じると尚更信頼・信用できるでしょう。

 

契約後の追加請求が無いか?希望通りの塗装を行ってもらえるか?

解決策

追加請求の内容はさまざまで、どうしても後からわかる補修しなければならない部分が出る場合もあります。その際には、お客様が最後まで納得いくかきちんと説明してもらいましょう。

大きなお金が発生する工事のため、もちろん希望通りに工事を完了することが1番です。その為には、色見本やカラーシミュレーション、色見本板をもらい、屋外で朝昼晩に色味の確認を行うなど、希望の仕上がりになるよう、念入りに業者と打ち合わせを行いましょう。また、不安要素は事前に伝えたり、遠慮せずその都度相談しましょう。

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